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_Sengyo Porsche

Author:_Sengyo Porsche
何処まで続けられるか判りませんが
為替市場を熟知していらっしゃる
方から今後取り組もうと計画されて
いる方々まで、誰もが参加できる
ブログになればと思っています。

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TOP > 英国経済・財政問題、BOEなど

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キング総裁のボヤキ、「まんどうくさい、理由書を提出しろ」 ってか ?   2010.08.15


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イングランド銀行各政策委員の記事を書きアップしたあと、久方ぶりに
愛車をガレージから引っ張り出し首都高速を 3回ほど周回。 週末の空いた
道路をわずか500円で楽しめる、価格破壊の娯楽です。 ただしガソリン代を
考慮していないところが、おおざっぱな性格とも言えますが....
それにしても暑い ! 車内にある外気温時計は、なんと37度を示している。

帰宅してから、ちょっとニュースを検索していたら、「ありゃ、イングランド銀行の
政策決定に少し影響あるかも」という記事が出てきました。


 20100816_BOE



2010年8月14日付 Telegraph のウェブに、「キング BOE総裁はオズボーン
英財務相に対して、今週ラブ・レターじゃなかったオープン・レター (Open Letter) の
送付を強いられそうだ」
と述べています。


   20100816_King



昨日 ↓ MPC政策メンバー紹介にも書きましたが、BOEがインフレ・ターゲットと
している 2.0 % を上下 1.0 % 以上乖離した場合、BOEは財務相に対して
「 Open Letter 」 を送付しなければならないとの規則があり、言わば「金融政策
失敗の理由書」を送付することになります。 またキング総裁にとって理由書の
提出は、就任以来 2回目となる屈辱となりそうです。

なおこれは過去イングランド銀行から英財務相に提出された、実際の
Open Letter です。 ご参考まで。


同記事によると、「なんで英国 CPI が高止まりしているのか」を説明すると
いうことですが、同国の6月 CPIは年率で 3.2 % 、7月は 3.1 % と
若干弱くなったものの、それでもターゲットである 2.0 % から 1.0 % 以上
かけ離れているというのが現状。

ただBOEは危機的状況ではなく、容認可能な範囲内との理解を示していると
しています。
先週の8月11日に発表になったBOE四半期インフレ報告書では、英国の
インフレは2011年末までターゲットより上で推移すると予測。 これは
1) 世界的な原油価格の高騰  2) 景気刺激策により引き下げられていた
付加価値税 (VAT) が、今年1月から 17.5 % から 20.0 % へと引き上げられ、
元の水準に戻ったという一時的な要因により、 CPIが上昇したと結論づけています。

特に 6,7月の政策委員会で 25 bpの政策金利引き上げをしていたセンタンス
委員がいたものの、8月の政策決定委員会でも 0.5 % に引き続き据え置きと
なったこと。 さらに7月の政策決定委員会では、金利引き上げではなく
金融緩和がひとつの議題となったことなどから、インフレは許容範囲であるとの
見解がメンバー全体に行き渡っていると推測できそうです。 

ただ世界的景気後退の余波を受け、量的緩和策(QE)を 2,000億ポンドまで
拡大を容認したことで、今後は金融引き締め容認派が増えてくるとの見方も
あるようです。 さらに金利据え置きは世界経済の低迷と国内財政の立ち直り、
さらに金融市場の安定感をもたらす要因となり、多少のインフレより景気浮揚の
ための低金利政策であるとの解釈が一般的でしょうね。


  20100816_King_1



果たして英国経済の浮揚を願うイングランド銀行の心意気が、緊縮財政を
優先する保守党閣僚であるオズボーン財相に通じるかどうか、興味の尽きない
ところです。


インフレよりもデフレ経済の方が、もっと恐ろしい問題だと思いますので、
とこかの中銀にも 「 Open Letter 」 提出を義務づけたほうがよろしいかも。

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イングランド銀行 (BOE)、政策委員  誰がタカ派 ? 【その1】   2010.08.14


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これまでイングランド銀行 (以下 BOE) 政策決定委員の各メンバーが発言しても
キング総裁以外はマーケットほとんど動きを見せなかったように思いますが、
ここ3年ほど前から大きく乱高下する波乱要因となることがあります。

そこで今回は BOEの各メンバーの意志決定マインドが果たしてタカ派なのかハト派なのか、
ちょっと検証してみてみたいと思います、


20100821_BOE


その前にもう一度、英国の金融政策決定を司るイングランド銀行・政策決定委員会
(MPC – Monetary Policy Committee)予定日と、それに付随するスケジュールは、


政策委員会 開催 :  原則として毎月第一水曜日 ~ 木曜日
政策決定発表日  :  原則として第1木曜日 
発表時間日本時間 :  20:00時 11月から 21:00時 (英国時間 12:00時)


政策委員会 議事録 : 政策決定委員会開催、2週間後の水曜日
議事録公表時間  : 原則として第 3水曜日
発表時間日本時間 : 17:30時 11月から 18:30時 (英国時間 09:30時)


BOEインフレ報告書 : 年 4回 ( 4半期毎 - 2, 5, 8, 11月)
報告書録公表時間 :  第 2水曜日
発表時間日本時間 :  18:30時 11月から 19:30時 (英国時間 10:30時)


となり、残る今年のスケジュールは下記の通り

20100821_BOE_MPC




さてその英国の金融政策を決定する政策委員のメンバーですが、

イングランド銀行 総裁      1名
イングランド銀行 副総裁    2名
エグゼクティブ・ダィレクター   1名
チーフ・エコノミスト        1名
外部委員              4名 (3年毎に入れ替え)

合計 9名で構成されています。


そこで現政策決定委員の各メンバーと、景気に対する考え方が強気か弱気か
下のページで見てみたいと思います。


                                   -to be continued –

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イングランド銀行 (BOE)、政策委員  誰がタカ派 ? 【その 2】   2010.08.13


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まず簡素化です。 BOE各政策委員、経済スタンスの簡素化した図案です。
インフレ・ファイター度は数字の 1 ~ 5 でポイント換算。 数値が小さいほど
ハト派に属し、最大の 5は最もタカ派ということで表現しています ↓


   20100821_BOE Member_1
   20100821_BOE Member_2


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名前 : マービン・キング (King, Mervyn )  1948年3月30日
現在役職 : イングランド銀行 総裁
経済視点 : ややハト派  (ポンド安容認)


リーマン・ショックが起こるまでキング総裁はややタカ派であった。 しかしながら
英国経済の停滞および財政赤字の拡大に対処するため、相次ぐ金利引き下げや英国国債の
買い取りプログラム ( QE – クイーン・エリザベス号ではありません、Quantitative
Easing です ) 量的緩和策の拡大容認など、金融緩和策を次々と打ち出した。

また8月12日に発表された BOEインフレ報告書において同総裁は、「バランスシートの
正常化は数年かかるだろう。 ポンド安は英経済の追い風になるだろう。 成長への
リスクがあるのは明らかだ。 欧米の見通しは不安定となる公算が大きい。 
英景気回復は続く見通しだ、イングランド銀行は必要ならば対応をする」と、未だ
英国経済が回復していないと、述べています。

ただ「英国経済が回復するのであれば、政策金利はより現実的な水準に戻るであろう」と
コメントしている。 また常に BOEが目標としているインフレ率(2.0 %) のターゲットを
遵守するため、どのような政策決定が将来有効になるのかを唱えている。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


名前 : チャーリー・ビーン ( Bean, Charie )  1953年9月16日
現在役職 : イングランド銀行 副総裁
経済視点 : ややハト派 (過去ややタカ派)


キング総裁と同様の意見を持ち、インフレ・ターゲット重視。
最近でも 7月28日の議会証言で、 同副総裁は28日の議会証言で、「ポンドが約2年半前の
水準から下落したことに伴う影響は、われわれが予想したよりもやや大きく速いペース
だったようだ」とポンド安から来る輸入インフレを懸念するコメントを述べている。

しかしながら英国経済の回復を優先する考えを述べる場合が多く、「多少のインフレは
現在 実際に良いことかもしれないとの見方が一部出ているが、公共・民間部門の債務の
実質的な額を減らすことで経済を前進させる方が有益ではないか (6月4日」と穏健な
考えを示している。

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名前 : ポール・タッカー ( Tucker, Paul )  1954年3月24日
現在役職 : イングランド銀行 副総裁
経済視点 : 中 立

政策決定投票スィング派
「金融引き締めあるいは緩和時における投票多数派に常に同調。景気回復を見込んでは
いるが、まだ不確実性は高い。 需要と経済活動への向かい風は、最近予想されていた
ものよりも強いということがわかった。
ここ最近のCPIの上昇は不愉快。 2010年中旬までは、我々は経済成長が沈滞したものか、
それとも不況を和らげるのに十分強いものなのかはわからない(2月23日) としています。

ただインフレには注視しており、現行 2.0 % のインフレ・ターゲットが上下 1.0 %
上下すると財務省に理由書 (Open Letter) )を提出しなければならず、これを避けたいと
する意志が強いとされている。

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名前 :  スペンサー・デール ( Dale, Spencer )  1967年1月12日
現在役職 : イングランド銀行 チーフ・エコノミスト
経済視点 : タカ派


政策メンバーの中でもタカ派に属する。
「英インフレ率は2011年末までターゲットを上回る。 成長とインフレはここ数カ月
悪化してきている (7月22日)や、「ポンドの下落・金融と財政の刺激策・在庫調整が
経済活動を支援 (8月12日インフレ報告書)」と認識。

さらに「英国の景気回復は来年強まる可能性がある (6月4日)」など、インフレ・
ファイターの見解が多い。 しかしながら「英国の現環境を考慮するならば、利上げの
必要はない」としている。

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名前 :  ポール・フィッシャー ( Fisher, Paul )  1958年9月7日
現在役職 : イングランド銀行 エグゼクティブ・ディレクター
経済視点 : 中立ややハト派


元BOEチーフ・エコノミスト
「インフレ率は低下する可能性があり、デフレリスクは解消していないため、英中銀は
早過ぎる時期に金融引き締めを実施しないよう慎重になるべき。 
中銀は、早過ぎる時期に金融引き締めを実施し、始まったばかりの成長に水を差す
ことになるリスクには敏感でなければならない。 デフレリスクは減退した可能性が
あるものの、解消したわけではない」と警告、「最近のインフレ率の上昇に対し
金融引き締めで対応しなかったことは、賢明だった (6月29日)」と述べる一方、
「量的緩和策の一環として2009年に買い入れた資産の売却という金融引き締めの
手段を有している」と、将来のインフレ対策も表明。 結果「現在利上げの必要性はない」と、
様子見スタンスである。

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  20100821_BOE_1.jpg




名前 :  ディビッド・マイルス ( Miles, David )  1944年
現在役職 : 外部委員 インペリアル大学 財政経済学教授
         2004-2009年 モルガン・スタンレーチーフ・エコノミスト
経済視点 : 最もハト派


2009年 6月にBOE政策委員会のメンバーになってから、一度も金融引き締めコメントを
出していない。 また金融市場対策として創設された量的緩和策に対して、最も積極的に
誘導したのがマイルズ委員であり、現行 2,000億ポンドの上限枠は少ないとし、昨年11月の
時点で 2,,150億ポンドへの引き上げを主張し、委員の中で最もハト派とされている。

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名前 :  アダム・ポーゼン ( Posen, Adam )  
在役職 : 外部委員 ピーターソン経済研究所 国際経済エコノミスト
         1994-1997年 NY連銀のエコノミストを
経済視点 : ややハト派

欧州と日本の財政・政治問題からくる金融危機研究のエコノミスト。
穏やかなインフレ上昇は金融引き締めの理由とならないとし、英国経済はまだら模様の
成長であり、場合によっては日本のようにデフレ経済に陥る危険性があると警告している。
(ポーゼン委員の論文)

さらに英国のインフレ率が+3.4%に急伸し、英中銀の+2%のインフレ・ターゲットを
上回ったことについて、「ポンド安や今後のVAT(付加価値税)の税率引き上げなどの
一時的要因によるものとは言えないが、懸念されるインフレ・スパイラルに陥る
兆候ではない」と、早期の金融引き締めの必要性を否定している。

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名前 :  アンドリュー・センタンス ( Sentance, Andrew )  51才 
在役職 : 外部委員 ワーウィック大学 客員教授  元CBIチーフ・エコノミスト
経済視点 : 最もタカ派


MPCメンバーの中で最もタカ派。 センタンス委員の主張として、金利の急騰を
避けなければならず、穏やかな上昇に取り組むべきだとしている。

最近の発言として、「主なCPIの上方リスクは見られないが、金利の緩やかな上昇を
望む。 引き締め政策スタンスは必要ない、信頼を不安定にすることを望まない。
高いCPIはポンド安が1つの要因 0.50%の政策金利は極端な政策設定、英国は
緊急病棟から出ている。 ポンドは依然として対ユーロで非常に競争力がある。
(7月13日)」と、現在の超低金利政策を批判。 平行して暗にポンド高容認にも
言及している。

またセンタンス委員は今年6月および7月に行われた政策委員会決定会合で金利
据え置き決定に唯一反対に周り、 25 bpの利上げを主張しているインフレ・ファイター。
インフレ急上昇の前に適度な政策金利引き上げで、予防措置を取るべきとの考えが強く、
ポンド安から来る輸入インフレにも警戒が必要としている。

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名前 :  マーチン・ウィール ( Weale, Martin )  54才
在役職 : 外部委員 英国経済・社会国立研究所(NIESR) 所長
経済視点 : 中 立


今年退任したべーカー委員の後任として、7月5日から政策委員に加わったニュー・
フェイス。 これまでも政策委員が 8名と一人欠員の状態が続いていたため、
ウィール委員の加盟により、やっと正規の定員が満たされることになった。
同氏は現在NIESRで数々の論文を発表しているが、客観的に現したものが多く、
中立の立場が強いと見られている。  また8月のMPC委員会に初の出席をしたが、
同氏がどのような投票をしたか、8月18日に発表される議事録公表で明らかになる。



以上、2日に渡る、イングランド銀行政策委員会のまとめと、各メンバーのご紹介でした。
経済発表スケジュール表に各MPC委員の講演予定などがありましたら、どんなおっさんか
照らし合わせてみて下さい。 何かのヒントになれば"ピィ~ヒャラ"です。


参考資料: Bank of England, Sunday Times, Evening Standard 他



                                       END

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英国 M&A 一例   2010.08.10


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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aTHQlbuemf7Y

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100731/mcb1007310509011-n1.htm

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK869912220100728

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今週は、英国国債 (Gilt) の入札が控えています   2010.01.11

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今週 1月13日、40年英国国債 (Gilt債) の入札が実施されます。 
年初早々の1月4日、米国最大の債券ファンドである PIMCO
(Pacific Investment Management) が、「国家の債務が増加傾向にある
米国国債と英国国債の保有を削減している」との公表を材料に、
ポンドが一時売られる場面がありました。

今年 2回目の英国国債入札ですが、今週発行されるのはなんと償還が
2049年という 超長期の40年国債。 当時と金融市場の環境は随分と
改善されてはいるものの、昨年3月に実施された 30年国債の入札では
リスクを避ける投資家が多く、落札倍率が 0.93倍と、札割れを起こしました。

ドバイ・ショックは一端落ち着いたものの、今回はどうなるのでしょうか。
為替の波乱要因となる可能性もあるかも知れませんので、ちょっと注目
しておいて良いのかもしれません。

入札締め切り時間は 1月 13日 (水) 現地 10:30時、日本時間の
19:30時になります。



なお下記は今年第1四半期の英国国債発行スケジュールです。 

2010年
01月06日 (水) 05年国債 2.75 % 2015年  43.9億ポンド  (約 6,500億円)
01月13日 (水) 40年国債 4.25 % 2049年  22.5億ポンド  (約 3,300億円)
01月21日 (木) 10年国債 3.75 % 2019年   未 定
02月02日 (火) 02年国債 5.25 % 2012年   未 定
02月03日 (木) 08年国債 5.00 % 2020年   未 定
02月09日 (木) 35年国債 4.50 % 2034年   未 定
02月11日 (木) 12年国債 1.875% 2022年   未 定    (インフレ連動債)
02月24日 (水) 10年国債 3.75 % 2019年   未 定
03月02日 (火) 30年国債 4.25 % 2039年   未 定
03月03日 (水) 05年国債 2.75 % 2015年   未 定
03月09日 (火) 12年国債 4.00 % 2022年   未 定
03月11日 (木) 22年国債 1.25 % 2032年   未 定    (インフレ連動債)
03月24日 (水) 10年国債 4.00 % 2020年   未 定



一方イングランド銀行による資産買い取りプログラム (QE) は、総枠2,000億ポンド
(29兆 6,000億円)。 ただ昨年末の時点で買い取った資産 (主に英国国債) は、
1,935億ポンドに達し、ほぼ枠を使い切った形となっています。  
(下記チャートは、昨年週毎の買い取り額推移)


20100110_QE



資産買い取りプログラム (QE) の総額が 2,000億ポンドに対して、
英国政府が必要としている新規国債発行計画は 1,790億ポンド。 
昨年末の時点で政府が発行する国債を BOEが全て買い取るという、
まさに資金供給のマッチポンプ状態。  基準金利が据え置かれているため
短期金利こそ低水準に留まっているものの、先行きの不透明感で英国内の
長期金利はジリジリ上昇中です。 

下記チャートは 10年の英国国債 (Gilt) とドイツの10年国債 (Bund) の
利回り格差を表したものですが、


20100110_Yield_s



両国国債の利回りは昨年 3月頃ほぼ同水準。 ところが月を追う毎に
英国の長期金利は上昇し、現在 0.7 % 前後欧州域内の金利を
上回っています。 1月 8日現在、両国 10年国債の利回り格差は、
ドイツ (Bund) : 3.38 %
英 国 (Gilt)  : 4.06 %   その利回り格差 0.68 % (68 bp)
で推移しています。

全く同じとは申し上げませんが、英国金融市場が落ち着いた昨年
夏以降のユロポンの推移と、上記英国・ドイツ国債の利回り格差の
チャートは、反比例で似通っています。 両国の利回り格差が拡大
する毎に、ユロポンは穏やかに下落しています。

今週水曜日の 40年英国国債の入札結果が不調であればその不安
材料からポンドは一時的に売られるかも知れませんが、国内金利上昇に
伴い、中・長期的にはポンドの買い材料に働くのではないでしょうか。


入札結果を、楽しみにしておいて下さい。

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今年ポンドは、売りから入ります   2010.01.05

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英国政府が打ち出した景気刺激策の一環として、昨年17.5 % から
15.0 % へと引き下げられた付加価値税 (VAT) が、今月 1月1日より
元の 17.5 % に引き上げられました。


英国民間調査機関である CEBR (Center for Economic and Business
Research) によると、昨年VATの引き下げで約 70億ポンド ( 1兆
5百億円) の消費支出が生まれ、英国GDPを 0.5 % 押し上げたと
試算しています。 
しかしながら付加価値税の再引き上げ (減税措置の終了) は、消費支出を
0.7 % 減少させると予測しており緊急経済対策の反動が出る可能性が
大きく、やや盛り上がってきた英国経済の成長の足かせになるとし、
景気回復の遅れを指摘しています。


100104_sainsbury


一方英国国内の大手スーパー・マーケットは、VAT の引き上げを保留。
セィンズベリー社は、日用品と家電価格を当面維持。 マークス &
スペンサー社も特定食品に関しては 1月11日まで価格引き上げを
取り止めると表明。 ジョン・ルイス社は、1月一杯 VAT の引き上げは
行わないそうです。


クリスマスの消費需要が一巡し、国内各小売業は販売低迷を迎えている中、
2.5 % の付加価値税負担は企業業績の低下にも繋がり、GDP全体で
見るとマイナス要因に働くのは明確なことでしょう。



さらに今年英国は総選挙が実施されます。 法令により今年 6月03日
までに選挙を行わなければならないため、その時期は今年 3月~6月に
なる予定です。 


100104_Big_Ben



問題点として今後政治的リスクが高まること。 さらに選挙戦に向けて
財政支出拡大策が取られる可能性も高く、強いては拡大一方の英国
財政赤字 (日本の方が圧倒的にひどいですが) 改善に働かないこと。
また財政悪化による同国格付け引き下げも懸念材料になってくる
可能性があります。


年末 2日間に渡り意味もなく 1.6231まで急騰したポンドル、果たして
現水準を維持出来るでしょうか。
中期的保有を見込み、今年最初のディールはポンドル売りから
入りました。 直ちにではありませんが、1.5700を再び割り込んで
来るのではないかと個人的に見ています。 


今年も宜しくお願い致します  m(__)m

11月 20日の つぶやきさん  (仁義なき戦い)   2009.11.23

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支障をきたすと行けませんので、今日は予測ポイント無き つぶやきさんとの
たわいもない会話から。 文末最後に、短い一言です
その前にすでに皆さんご承知だとは思いますが、下記のニュースから。



昨日 11月 22日は 日にちのゴロ合わせで、「 いい夫婦の日 」 だったようですね。
えっ、そんな日に 「 仁義なき戦い 」 というタイトル ? 

「 想像するに鮮魚の家庭は、ヨメさんが すりこぎ持って、鮮魚は 鍋ぶたで防戦に
走る毎日を今から書くのか ? 」 との声も多いかと思いますが、そのとおりです。
いゃ、そうではなくて.....

さーっ、英国の一企業に対する攻防戦が、白熱してきたようです。



すでに日経新聞その他メディアで報じられていて新鮮味に欠けるとは思いますが、
以前 11月13日の つぶやきさんコラムでご紹介した米国クラフト社による、英国
キャドバリー社の敵対的買収。 これになんともう一つの菓子メーカー、チョコレート・
ブランドで有名な米国ハーシー社とイタリア・フェレロ社が結託して、まもなく
クラフト社の買収価格を上回る金額でキャドバリー社に対して買収案を持ちかける
予定とのこと。

なんか複数の企業が入り交じり始めましたので、ここで各社の著名製品を。
これを見れば少し企業イメージがわくのではないかと思います。


* まず買収の標的となっている、英国 キャドバリー社の製品
   (どこかで目にしたことがありませんか ? )

091122_Cadbury_2

091122_Cadbury



* 続いて最初に買収提案を持ちかけた、米国 クラフト社の製品  
   (その辺のスーパーにも、これら製品は置いてありますよね)

091122_Kraft_2

091122_Kraft_3



* 今回買収提案の持ちかけを計画している、米国 ハーシー社の製品  (そう、定番のチョコレートです)

091122_Hershey_2




* さらにハーシー社と共同で買収に加わろうとしているイタリア・フェレロ社のチョコ
   (日本ではあまり有名ではありませんが、デパートなどで目に付きます)

091122_Ferrero



それでは現在の世界の菓子業界におけるシェアは、どのようになっているのでしょうか。
こちらが各菓子メーカーの世界シェア・グラフ ↓ です。


20091122_Conf_Share



01位  マース社     ( Mars )    m & m のチョコレートが有名ですね。 
                           一見 「陳謝マーク」 に見えるところが、また愛し。 
                           スニッカーも定番チョコレートです。

091122_Hershey



02位  キャドバリー社  ( Cadbury )  リカルデント・ガムも、同社製造です。
03位  ネスレ社      ( Nestle )   キットカットのチョコの製造会社であると初めて認識。
                           「 ポン円トレードに、きっと勝つぞ ! 」
                           えっ、「 変なポジションをきっとカット 」 ですって ?
                           止めてくれおー。

091122_KitKat



04位  ハーシー社     ( Hershey )  こちらの著名製品は、クロレッツですね。
05位  クラフト社      ( Kraft )    チーズにおいては負けません。
06位  フェレロ社      ( Ferrero )  棒グラフには乗っていませんが、今回ハーシー社と
                            共同で、キャドバリー社買収に参加する計画。



しつこくなりますが、こちらのキャンディの販売シェア ↓ だけを見てみても、上記トップ 5の菓子メーカーの
地位は、クラフト社を除き、揺るぎないものになっています。 クラフト社自身が菓子業界に
本格的に参入しょうとする意気込みが、このあたりにも表れていると思われます。

091122_Candy_Share



(日本人がそれほど太っていないのは、上記シェアの中に本邦メーカーが一社も
入っていないところからも判明できると思います。 どうした、うまい棒 を製造している
「リスカ株式会社」 と販売している「株式会社 やおぎん」。 是非頑張って欲しいものです)

091122_Umai



世界第一位のマース社は置いておくとして、菓子業界の 02位~06位のメーカーが
争奪戦を始めたのですから、結構な騒動事に発展しそうな予感。 
題して、「 菓子業界の、仁義なき戦い 」。


各メーカのお菓子の写真ばかり載せてきましたが、現在の状況はどうなっているのでしょう。

ハーシー社はフェレロ社とタッグを組み、クラフト社がすでに提示している 162億ドルの買収
金額 ( 98億ポンド ) を上回る、 170億ドル( 約 1兆 5,300億円 ) の金額で、
キャドバリー社の買収を検討。
ただ両社ともまだ正式表明には至っていませんが、ハーシー社は投資銀行などを通じ、
一般ファンドや年金資金などの協力を取り付けに走っていると見られています。
まさに菓子業界の m&m ならぬ M&A が始まろうとしている夜明け前といったところでしょうか。


ただ現在キャドバリー社はクラフト社の買収提案を拒否しており、クラフト社は敵対的買収を
宣言。 一方キャドバリー社とハーシー社は、数ブランドのチョコ製造などに対しすでに
提携を結んでいることもあり、もし実現すれば逆転ゲームとなる可能性が高いかも知れません。
下記グラフ ↓ は、当初市場が予測していたキャドバリー社とクラフト社が合併した場合の
シェア変貌見通し
ですが、今後どのような形になろうと世界第一位の菓子メーカーが
誕生することは、間違いなさそうです。


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恐らく買収に絡む資金の大半は、一般銀行や投資銀行からの借入資金となりそうですが、
主に米国企業による英国企業の買収ということになりますので、ポンドにとっては決して
悪いニュースではないと思います。

今後の成り行きに注目ですね。


(資料引用 : Reuters, Financial Times, Bloomberg, 日経新聞 他)


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という上記話題を、週末土曜日の朝に つぶやきさんと延々と語っていました。 
なにをしゃべっていたかというと、クロレッツの風味はリステリンに似ているだとか、
カナッペに用いるのはリッツのビスケットより、クラコットのクラッカーの方が合っている
などという たわいもない話ばかりで約 30分の時間の浪費。 電話代は向こう持ちなので、
少しも気にしていない どケチの鮮魚は睡眠不足でヘロヘロ会話。


上記買収の影響はポンドに対して直ぐには出ないものの、市場が材料不足に陥った時に
蒸し返されることはやぶさかでないとのこと。 特にポンドが下げ局面に入ったとき、
サポート要因としてひょっこりと現れる可能性があるので、頭の隅に置いておいた方が
良いだろうとのことでした。


土曜日は今週の展望なども話し合いましたが、つぶやきさんは ちよっと気になることを
ほざいてました。
「イングランド銀行の議事録発表以来、一般ファンドや短期投資ファンドからポンドの
利益確定売りが見え始めている。 ただし大量ではない。 またマーケットでは
反映しにくいものの、ポンドの PUT 買いがそこそこ目立ち始めたと聞いている 」 と
申しておりました。   


今日はお菓子の話題になったことを、スマソです。


この記事はガード下に書いてあった落書を、そのまま書き写しました。 


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ポンドの推定取引額と、その市場規模   2009.11.14

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現在ポンドに投資していらっしゃる皆様、先週はお疲れ様でした。

という鮮魚も一週間 毎日、「アホ・ボケ・カス」 を連呼していたのが本音です。
買いと思いきや下げていくし、売りかと思えば直ぐ反発。 さらにはトレンドに乗っかったので
まだ上値を試すと想像したら、突然の急降下。 振り回され続きの一週間で終わってしまいました。

昔から投機の対象として使われたポンド、これほどボラティリティの高い通貨は他に探しても
ないと思います。 うまくエントリーすれば結構な利益を得ることが出来る反面、ちょっと
間違えたポイントで参入すれば、口座の数字が見事に真っ赤に染まる、超やっかいな
通貨であることは周知の事実。 それを熟知し長い間ポンドとお付き合いされて
いらっしゃる方に、畏敬の念を抱きます。


それでは最近のポンドの市場規模は一体どれくらいなのでしょうか。
それを表す興味深い資料がありますので、ちょっとご紹介です。 下記チャートをご覧下さい。


091114_Chart



これは 最近における各国通貨の概算取引額を割合で示した円グラフですが、推定される
通貨取引額は 全体で昨年同時期よりより 9.0 % 強増え、全体の取引額はドル換算で
約 4兆 4,000億ドル ( 約 396兆円 ) となっています。 

その総取引額に占める各通貨のシェアは、

01.   ユーロ   24.3 %
02.   米ドル   19.7 %
03.   日本円   17.8 %
04.   中国元   11.6 %
05.   その他   13.7 %

が、トップ 5 の主要通貨となっています。


あれ~、「 ポンドはどうする 」 じゃなく、「 ポンドはどうした 」 となりますよね。
なんとポンドはその他通貨の中に押し込まれ、全通貨取引額に占める割合は、
あのロシアン・ルーブルにも追い付かない、わずか 2.0 % となっています。

それ以上に日本の投資家に人気がある豪ドルが、ポンドを下回る 0.9 % しか
占めていないというところに興味も移ります。 カナダ・ドルやスイス・フランの
市場規模も、思った以上に小さいことが判ります。 



それではそれぞれ各国通貨の取引順位は一体どうなっているのか、
下記がその上位 25通貨のランキングです。


091114_Ranking


注) 上記チャートとランキングは、「DollarDaze社」からお借りしています。



2009年 09月時点におけるポンドの推定取引額は、ドル換算で約 890億ドル
(約 1,320億円) となり、ユーロの推定取引総額額の約 8.3 %、円の推定取引額の
11.1 % と、予想以上に小さな金額。 意外な結果となっています。


予想外に少ない豪ドルの取引額に続き、Kiwi は、上位 25位の中に入っていません。 
トルコ・リラやタイ・バーツより取引量が少ない通貨だったとは、改めてびっくり。 
ポンドや豪ドルのスプレッドが広く、なかなか縮まらないのも頷ける気がしますし、
何か危機的出来事が発生した場合、急落となってしまう理由が、このあたりにも
潜んでいるのではないでしょうか。



ここに私を含めたポンド好きの方々が積極投資。 反面推定取引額がそれほど
大きくないため、やから様は自由にコントロール。 時として我々が格好の餌食に
なってしまうことは、充分推測できますね。


いかに通貨取引量全体に占めるポンドの取引が少ないといえど、たかだか数十枚で
時としてトレンドに逆らった売買をする鮮魚のような投資家は、ドン・キホーテ以下であるのは
明白な事実。 竹槍なんておこがましい、松葉を拾ってゴジラと戦っているようなものです。



やから様が両手をさすりながら 「 いらっしゃいませ 」。 その言葉に甘えマーケットに
エントリーしたら、数分経過後にはスコ~ンと、大きくアゲインストに乱高下。 
まるで 「 ぼったくり・バー 」 に誘われたような気分になるのは、周知の事実と
なってしまいました。

明朗会計で有名なドル円に投資すればいいのですが、時としてこのお店も曲者。
店構えも立派で 気持ちよく飲むことが出来る反面、出てくる料理の味がいまいち。
さらにお開きになり勘定を払うとき、「付きだし」のお品代が 3,000円にもなっている
時がありますので、これもまた困ったものです。 トル円は、どうも好きになれません。


トレンドとエントリーのタイミングを正確に掴むのは、至難の業。 もう一度自分を振り返り、
ポンド様と静かに対話をしたいと改めて思った週末となってしまいました。


当ブログに訪れて頂いた皆様、やはりポンドは侮れないですね。 時として 3円以上の乱高下。
慎重な投資を継続するしか、対処策がないようです。 来週もヤレヤレですか。
マーケットにしがみついても、生き残りたいものです。


良い日曜日をお過ごし下さい !

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英国国債 (Gilt) 入札と、買い入れプログラム   2009.11.10

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本日 11月 10日、英国では 10年英国国債 (Gilt債 ) の 37億 5,000万ポンドの入札が
実施されます。 今年もあと残る日が 2ヶ月を切り、年内の英国国債入札も数えるほどになって
来ました。 ちなみに今後の一般入札予定は、

* 11月10日 (水)  10年 英国国債 (Gilt債)  3.75 % 2019年  37.5億ポンド
* 11月12日 (木)  30年 英国国債 (Gilt債)  1.25 % 2032年  (インフレ連動債)
* 11月24日 (水)  12年 英国国債 (Gilt債)  4.00 % 2022年

* 12月01日 (火)  05年 英国国債 (Gilt債)  2.75 % 2015年
* 12月02日 (水)  30年 英国国債 (Gilt債)  4.25 % 2039年
* 12月08日 (火)  10年 英国国債 (Gilt債)  3.75 % 2019年
* 12月09日 (水)  20年 英国国債 (Gilt債)  1.25 % 2027年  (インフレ連動債)



本日の 10年国債の入札は、BOEの量的緩和が発表された後での実施。 また今週水曜日の
BOEインフレ報告書がヘルシーな内容になるとされていることもあり、無難に消化される
ことになりそうです。

ただ残る一つの小さなハードル、 12月 02日の 30年国債の入札予定。 当時と金融環境が
大きく違っておりまず起こりえないと推測されるものの、今年 3月 25日に実施された同 30年
国債入札において、落札倍率が 0.93倍と、札割れの結果となった経緯があります。 
超長期国債ということもあり、この入札だけは少し注意が必要かも知れません。



一方 11月 05日に実施された BOE金融政策委員会で、国債などを買い取る量的緩和
プログラム (QE)、 これまでの 1,750億ポンドから 250億ポンドに増額され、その買い取り額が
2,000億ポンド (約 30兆円) に設定されました。 ただ「今後 3ヶ月以内に買い取り措置を
終了する」 との文言が付け加えられたため、金融市場がこれを好感したのは記憶に残っている
ことと思います。



今年 11月 09日現在、イングランド銀行 (BOE) がこの量的緩和措置で買い取った
総額の内訳は、
* コマーシャル・ペーパー        6億 7,300万ポンド
* 事業債など              14億 3,500万ポンド
* 英国国債 (Gilt債)        1,727億 7,500万ポンド
   合  計               1,748億 8,300万ポンド
と、英国国債の買い取り額が、全体額の 98.7 % を占めています。

BOEによる量的緩和オペレーションは今後も毎週月・火・水曜日の 3日間連続で実施され、
2,000億ポンドの上限枠に達するまで毎週行われる運びとなります。


しかしながら英国は、まだマッチポンプ状態。 英国債務局が国債の発行入札を実施している
傍ら その背後でBOEが市場から買い取りを行うという、英国国内金融市場から見れば、
単に資金を市場に放出しているだけの作業がまだまだ継続されるということになります。

この BOE による国債買い入れ入札継続で、「市場では中銀という安定したバイヤーが
存在する」と同じことになりますので、機関投資家は、「国債の一般入札は、入札に参加しても
リスクは少ない」との意識が当然のことながら働いて来ることになりそうです。
そして本日 10日も、方や後ろ側では3日連続の BOEによる「国債買い取り入札
(本日は 25年以上の超長期国債、明日水曜日は 3~10年の中・長期国債の買い入れ) 」が
実施されるという、まか不思議なオペレーションが続けられることになります。



現在景気刺激策、国内銀行救済など、拡大の一途を辿る財政赤字補填の
ために赤字国債の発行を余儀なくされている英国政府。 


因みに下記チャート ↓ が、過去と将来の英国国債発行残高実数と予測総額です。

Gilt Issue




こちらは英国国債の業態別保有割合 ↓ 

Gilt_Holder



海外投資家が全体の 35 % を占めているのが ちょっと意外な気もしますが、このバランスの
増減が 少なからずポンドのバリューに影響を与えているのでしょうね。




なお英国国債 (Gilt債) の「一般発行入札」と「買い取りプログラム」ではその所轄が違い、

      入札形態       担当所管         入札締め切り時間       (日本時間)
一般買い入れ入札   英国債務局    (DMO)   10:30 am         ( 19:30 pm)
買い入れプログラム  イングランド銀行 (BOE) 14:15 ~ 14:45 pm  (23:15 ~ 23:45 pm)
注) 入札および買い取り時間は、冬時間


となります。 買い入れプログラムの締め切り時間はその対象銘柄が数銘柄に分かれることも
あり、 30分のアロワンスがもうけてあります。 ただ一般入札は現地 10:30時厳守で、
ポンドの動きに少し影響を与える場合もありますので、ご注意下さい。
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